私の歴代Mac。
Apple Storeで買ったことはあったけれど、新品を買ったのは初めてか?
- PowerMac7600
1997年。大学に入ってDTPのアルバイトを始めて、その給料で買った。秋葉原の中古Sofmapだったと思う。13万だか、18万だかそれぐらいだったはず。
G3ではないけどPPCでそれなりの能力があり、CDもEtherもあるし、比較的安定していた。最終的にはG3カードを挿した、気がする。
それまで使っていたWindowsPCにFreeBSDを入れてNetatalkを入れてファイル共有したり、モデムもNATでルーティング設定してイーサネットで共有かけてテレホーダイを使った。
しかしアルバイト程度では自宅で仕事をするわけでもなく、自作したWindows98(主にゲーム)に押され気味だった。 - PowerBook500シリーズ
1999年頃?ヤフオクで買いまくった。昨年ついに捨てたけど、5台はあったと思う。
カラーの520c、540c、550。それぞれのバッテリーを予備バッテリーとしてぐるぐる回して運用した。英語キーボードにして、コプロ付きの68kに変え、最終的にはPPCカードも挿した。「放電機能付き」のレアなバッテリーチャージャーも手に入れた。大学のゼミ室に毎日10kgを担いで通った。父親の実家に帰省するときも持ち歩いた。にっくさんシリーズのPalmwareの開発母艦。
世間はVAIOの505とかだったけど、私のモバイルノートはこれだった。 - PowerMac9500
2002年? でかいタワーに憧れて。本当はG3 MTが欲しかった。ヤフオクだったと思う。PowerBook500もそうだけど、DTPのアルバイトで荒稼ぎしており金満だった。とはいえ、G3やG4がある時代に旧世代のMacだから、たかが知れていたけど。
7600のG3カードをこちらへ移して使っていた。NetScapeとメールが主かな。
この頃のメインPCはCeleron/K6/PentiumII+Windows2000の自作機に移っていた。メールだけ、半ば意地でMacを使い続けていたはず。 - PowerMac G4 M.D.D
あれ? こいつ、どうやって買ったんだろう?? 記憶にない。まさか新品で買ったのか?
G4 867MHzデュアルのハイパワー。それまでのG3モデルからクロック3倍かつCPUも2倍。でもモデル的には一番下(867/1.0/1.25)。
サーバー用の電源ユニットが搭載されていて、爆音だった。
Ultra Wide SCSIのカードを挿して複数ドライブで運用していたけど、SCSI HDDは高価だし、ドライバーが不安定でシステムが落ちると強制電源断をするから、いつディスクが死ぬか気が気じゃなかった。
デジイチを買った後はRAW現像で活躍してもらったかな。でかくて重くてうるさかったけど、パワーはあった。一人暮らしの心の友だった。
あっ、思い出した。お友達に頼んで社販で安く買ってもらったんだ。(すげー厚かましいな)
ということは買ったのは2003年頃か。 - PowerMac6100+Quadra605
2005年頃? 通称「ピザボックス」。ガワが好みで買った。Quadra605はLC475相当のハードだけど傾斜がなくて6100を小さくしたようなやつ。日本未発売で、サーバーモデル(Apple Workgroup Server)というレア物だったと記憶している。NetBSDを勉強しながら入れて大いに楽しんだ。
6100は廃棄したけど、605は、たぶん、家の奥の方にまだある。はず。 - PowerBookG3 Wallstreet
2005年? 会社で用廃になったのを貰った。NetBSDを入れてSeti@homeを動かしてた記憶がある。 - PowerBookG3 Pismo
2005年? 入倉さんからおさがりを頂いた。G4にアップグレードされていた。
その後、「内蔵電池が干上がると電源が入らない(起動しない)」という分かりにくい仕様を知り、ヤフオクで「不動品」を安く買いまくった。3台ぐらい。みな、電池を変えたら起動した。
そのうちのひとつでWallstreetを置き換えてNetBSDを入れサーバーとして運用。バッテリーがあるので「UPS要らず!」とか叫んでいた(実際はADSLモデムの電源が切れると孤立して役に立たない。電源断でHDDが飛ばないというだけ)。
だいぶ長いことファイル& Web &メールサーバーとして運用した。ノートなので電気代が気にならないこと、ファンが回らないので静かなこと、サーバー運用程度では処理能力は充分であること。置き場所に困らないこと。
この辺りまではみなHDDが1度は飛んで、そういうものだと思っていた。今思うと大変苦労した。 - PowerMac G4 Cube
2006~8年頃? 会社で用廃になったのを貰って来た。うちの会社はこいつが20台近くあったのだ。入社した当日、我が目を疑ったものである。
アクリル樹脂の四角い置物調で、世間の度肝を抜いたやつ。性能は、まぁ普通。電源がタッチセンサーで画期的だったけど、誤動作の話を良く聴いた。
この頃ではG4/450MHzの能力では既に大したことが出来ず、家の中でずーっとSeti@homeを動かしていた。USBのサウンドプロセッサと繋いでミニコンポから音が出るようにしてあり、iTunesでインターネットラジオを聴いたりもした。
ファンが無くて静かさがウリだったけど、HDDは「キュィーン。チュインチュイン。キュィーン」と一晩中唸っていて、寝しなに真っ暗な部屋の中で「ああCube生きてるな」と思ったものだった。 - Mac mini (PPC)
2008年頃? これも職場の用廃だと思う。CPUクロックは1.25GHzありCubeの3倍になったけど、もはやPPCの時代は終わっていた。
Cubeを置き換えてSeti@homeを動かした。電源入れっぱなしだったのをいいことに、インターネットラジオの録音にも使っていたと思う。貧乏で大容量のHDDが買えず、聴いては消し、聴いては消ししていた。 - MacBook Pro Late2008
2010年頃?Appleの整備済み製品。初のIntel Mac。新品ではなく整備済みを狙った。それでも20万以上したと思う。だいぶ思い切った。
一つ手前のモデルのグラフィックチップが「8600GT」で不具合があったけど、これはその次の「9600GT」が載っていてすこぶる調子が良かった。15インチで大画面で使い勝手が良く、持ち運べるし、SSDもいち早く入れて、本当のメインマシンだった。
BootcampでWindowsを入れて軽めの3Dゲームにどっぷり浸かりもした。ポイントサイトを回ってポイントを集めてはWebMoneyに交換して課金していた。最終的にサービス終了になることになり燃え尽きた。
会社に実家に、どこへでも連れていった。付き合いも長くて、頼れるマシンだった。まだ本棚にある。 - Mac mini (Intel Core solo→Core 2に載せ替え)
2011年。AMU義兄が「余している」っていうから譲ってもらって買い取った。
Intelの部品は汎用というかそこらでいくらでも買えたので、自分でsolo(シングルコア)からCore 2 Duo(デュアルコア)に載せ替えて普通のPCとして使っていた。
アナログ放送を東芝のRDシリーズで録画して、こいつへ転送したのちMP4に変換させてiPhoneに転送して見ていた。そういう意味ではそれなりに使ったかも。でも転送にはほぼ実時間掛かるし(1時間番組を転送するのに1時間掛かる)、変換も一晩かかったりして色々大変だった。でもこのことに価値を感じていたのも事実。ひとり動画配信(持ち歩き)。
ちなみにそんな都合でiPhoneの母艦はMBPではなくこっちだった。 - Mac mini (Mid 2011?)
2015年頃? うーん、どうしたっけ。中古で安く出てたのを買ってきたのかなぁ。
Core2に限界を感じて買い替えたはず。RDからの転送をしていたようにテレビそばに置いていたことから、動画配信サービスの動画をテレビで見るのが主だった。子供たちにアンパンマンの映画を見せるのに良く働いてもらった。でもそれぐらいだったらAtomで動く小型WindowsPCが良いな、と思いつつなぜかMacを使い続けていた。
テレビを買い替えた後は、テレビの機能で動画配信サイトが視聴できるようになったので、今は置物と化している。 - MacBook Pro 2013
2020年。Core2DuoなMBPに限界を感じて2020年にヤフオクで。i 7で16GBだった。
OSの進化によりPPCのアプリが動かなくり、乗り換えが不安だったが、無事移行出来た。
CPUが第四世代Core iで能力不足を感じたので、OS乗り換えの確認が出来たことを良しとしてすぐ次へ移行。(売却。ヤフオクで安く仕入れて、中古ショップで高く売れた) - MacBook Air 2020
2021年。既にM1が出ていたけど、M1への移行が信じられなかった+最後のIntel Macとして箔が付くことを狙ってこちらへ。これもヤフオク。ヤフオク万歳。
M1と違ってBootcampが動くので入れたけど大して使わなかった。Windowsは中古のWindowsPCが安く手に入る。切り替えて使うよりも2台並べた方が便利だった。
テスト環境だった2013に比べてCPUの世代は進んだけど、i7だったのにi5にダウングレード。しかもファンも無くなってパワーダウン。USB Type-AがないのでUSBのハブを買う羽目に。買ったハブもEthernetが無いのが不便で買い直す羽目に。この時ばかりは「Pro」と「Air」を取り違えたと思ったものの、買い直すわけにも行かず、黙って使っている。でも、不満というほどでもなく、愛着もある。
同じIntel環境ということでVirtualBoxを入れて上記のLate2008と同じOSを入れて当時のソフトを動かし、大変重宝している。のちにVMware Fusionが個人ユースは無料と知って乗り換え。さすが、フリーのソフトと売り物は出来が違う。しかしSSDが速いからまだ使えるものの、処理能力は足りていないんじゃないかと思っている。 - M3 MacBook Pro
2024年。メモリ8GBはありえなく、16GB。SSDも256じゃiPhoneの母艦にならんので512にした。
古いソフトを古いOSで動かしたいが、ARM系のCPUで古いIntelをターゲットにしたOSを動かすのにはQEMUが必要とのこと。そういえばVirtualBoxを使う前にはQEMUを使っていた。ここでまさかのリターン。
3年保証をセットでつけちゃったけど、どれぐらい使おうかね。たぶん、2年目ぐらいで買い取り価格が高いうちに売り払って、それに少し足して最新型を買うのがオトクなんじゃないかと思っている。